【2022最新】光回線のプロバイダとは|選び方で速い遅いに大きな違いも!

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インターネットに接続してゲームや動画、ネットサーフィンを楽しむときに、その回線速度はとても重要です。

今や光回線は当たり前になっていますが、その回線速度はプロバイダによって大きな違いもあるのです。この記事では光回線のプロバイダとはそもそも何なのか?また、光回線のプロバイダの選び方についてもお伝えしていきたいと思います!

2022年ならではのプロバイダ選びの指標もあるのでぜひチェックしてくださいね!悪質・評判が悪いプロバイダの声もあったのでこちらもあわせてお伝えします。

ほな、先に結論から言うとくと、インターネットは「プロバイダ」がおらんと繋がれへんのよ。自分にあったプロバイダを選定するんが一番やでぇ!

2000年頃までは回線とプロバイダを別々に契約するのが当たり前でしたが、現在はこれらがセットになった1つの契約で済むことがほとんどとなっています。

どこのプロバイダを選んだらいいかわからない!という悩みが昔は多くありました。(違いもそこまでないものがほとんどだったので・・・)ですが、今は単純に速い・安いなどの速度や料金の比較で1社を選ぶことができるので選び方もかなりかんたんになりました!

光回線自体の比較に関してはぜひ以下の記事をチェックしてくださいね!

目次

目 次

光回線のプロバイダとはそもそもなにか?わかりやすく解説!

インターネットもここまで普及してくると、もはや「プロバイダ」を知らない人はいないのではと思います。

そもそも「プロバイダ」ってなんなん?

こんな質問、疑問に的確に答えられる人は少ないかもしれません。

今回のテーマの一つ「光回線のプロバイダ」のお話をするにあたって、まずこのプロバイダについて簡単に説明しましょう。

プロバイダとは?

プロバイダを直訳すると『プロバイダ(provider)=供給者・調達者・提供者』になります。”動詞+er”中学校の英語でやりましたよね(笑)

そうなんです、インターネットの世界でプロバイダというのはインターネット(の世界)をユーザーに調達(提供)してくれる人(会社)のことです。

プロバイダがないとインターネットには繋がらんってことやな!

プロバイダはインターネット接続に不可欠な存在なのです!!

日本のプロバイダはこんなにある!

一般的にプロバイダといえば「OCN」とか「ビッグローブ」とか、今で言えば「yahooBB」など、実際に家で契約していたり、TV・パソコンでCMを見たりで、なんとなく周知している数はせいぜい数社くらいかと思います。

「〇〇〇社=プロバイダ」という認識がない、そんな人も多いのかもしれません。

なぜなら「一般ユーザーにとって希望通りインターネットにつながってしまえばプロバイダはどこでもいい」「インターネット回線契約したらプロバイダはセットでついてきた」と思っている人が意外に多いからです。

ところが、現在日本にあるプロバイダ事業社は150社以上!(→日本インターネットプロバイダー協会 正会員+賛助会員)

もちろんすべての会社が一般ユーザー向けに商品を提供しているわけではありませんが、日本国で少なくとも数十社が商品としてインターネットアクセスを提供しています。

通信と回線について

プロバイダの意味や機能が何か分かったところで、今度は「通信と回線について」お話ししましょう!

かつて「パソコン通信」としてパソコン1対1でスタートしたデジタル通信ですが、今では1台のデバイス(パソコンやスマートフォン)から世界中のデバイスと通信を可能にするのが「回線(無線含む)」です。

今では地球上のあらゆる場所に敷設されている回線網。

もちろん、無線基地局も無数にありますが、衛星回線でない限りは基地局同士も回線で結ばれています。

ほんの30年くらい前までは通信と言えばこの電話やFAXが主流でした。それがインターネットの出現やデバイス性能の向上、そして回線スピードの高速化や安定が現在の通信環境を作り上げています。

ケーブル、イーサネット、ISDN、モデム、サーバー、ADSL、ルーター、プロバイダ、WiFi、光、やな!

現代社会において「通信」はデジタル社会になくてはならないものです。

もし、通信ができなければパソコンはただデータを入力や加工し、分析などをするためだけになり、スマホもサイト閲覧も通話もできないただのデジカメになってしまいます。

SNSもゲームや動画閲覧も「回線」があって「通信」ができるんやで!

この「通信」技術の向上がデバイスを飛躍的に発展させたとも言えますし、「回線(容量)の大幅向上」がインターネット文化を飛躍的に進化させているとも言えるのです。

「光回線」はブロードバンド回線の最上位

グラハム・ベルが電話を線で結んで音声を送ることに成功したのが1876年(明治9年)のこと。

それから150年近い時間の中で、電話回線を使った「ISDN」や「ADSL」といった通信技術も徐々にその役目を終え、現在は「光回線」が通信回線の主流となっています。

インターネット界で「ブロードバンド」が突然登場し、通信量とスピードが大幅に向上した商品が出だしたのが1996年(平成8年)のことです。

そして、今回のテーマ「光回線」を使った商品が現れたのが2003年(平成15年)です。それから20年近くが経過し「光回線」は日本中に張り巡らされ、様々な高速大量通信が日々行われています。

このFTTH(Fiber To The Home)というのが光回線のことで、2018年に契約件数が3000万件を突破しているのがわかります。

光回線を使った光通信は光ファイバーの中を「光信号に置き換えられた信号情報」が往来しています。そのため、速く大容量のデータ通信を行うことが可能なのです。

様々な技術革新が進んできた「回線」ですが、光回線の上をいくものは当面現れないかもしれません。

光回線のプロバイダとは

光回線のプロバイダとは、現在主流である「光回線」を使ってインターネットを提供してくれるプロバイダのことを言います。

現在では新規にインターネットを利用する時、ほぼすべてのプロバイダは光回線を使った商品を提供しています。時代の流れに伴い、光回線以外のADSLブロードバンド契約は2018年頃から順次受付を終わらせています。

このようにプロバイダと「光回線」とは一体化し、現在はプロバイダ間で販売合戦が激化しています。当たり前のように「プロバイダ=光回線」という状態になっているということですね!

光回線プロバイダはVNE事業者

前置きが長くなりましたが、もう一つインターネット接続にかかせないワードがあります。それは

「IPv6規格IPoE接続」

というものです。光回線を使って高速で安定的なインターネット接続をするために必要なものであり、この「IPv6規格IPoE接続」を可能にしてくれるのが

「VNE(Virtual Network Enabler)事業者」

と呼ばれる新しい回線接続事業者です。

『従来のプロバイダxVNE事業者=現在の「光回線」プロバイダ』ということになります。

まだ、全てのプロバイダが「IPv6規格IPoE接続」を可能にしているわけではありませんが、シェア上位であれば大抵のところはすでに規格・接続方式の変更は行われています。

「光回線」のプロバイダは「光回線」を使っているだけではなく、インターネットを快適に利用するために「IPv6規格IPoE接続」を採用しているVNE事業者(提携含む)でもあるのです。

そして私達はこの数多くあるVNE事業者の中から”自分の希望通り”のインターネットアクセスを実現してくれるプロバイダを決めなければなりません。

光回線のプロバイダを選ぶ際のチェックポイント

数多くあるプロバイダは”どこを選んでも一緒”ではありません。また、悪質だったり評判の悪いと言われているプロバイダもあるようです。

「通信」の「光回線(FTTH)」は様々なプロバイダから提供されており、どのプロバイダを選ぶかによって通信速度などに違いがあります。

まず、どのくらいの割合でどのプロバイダが利用されているのか見て見ましょう!

このグラフは「プロバイダの運営会社」の割合を表していまて、シェア1位のプロバイダの《OCN》を運営しているのがNTTコミュニケーションズ㈱になっています。

「フレッツ光」は人口カバー率95%なんやて!

プロバイダ選びは様々な要素(価格・スピード・割引・キャンペーンなどなど)が組み合わさりとても複雑な作業になりがちです。

家電量販店では間違いないプロバイダを推してくるとは思いますが、セールストークの中身を理解し、不明点を確認することが重要です!

そこで「光回線プロバイダを選ぶときのチェックポイント」をいくつか挙げておきたいと思います。

ポイント1:各プロバイダの特徴を調べる

「光回線」のプロバイダと一口に言っても各社様々な特徴があり一律ではありません。

まずは各プロバイダの特徴を知りましょう。

◎「光回線」の敷設会社
◎接続方式
◎キャッシュバックなどのキャンペーン
◎イニシャルコスト(開通時費用)
◎工期(開通までの時間)
◎通信費
◎回線スピード
◎回線の安定性
◎オプション(電話・WiFi・セキュリティソフトなど)
◎契約期間(2年、3年縛り)と違約金
◎撤去費
◎アフターフォローやサポート

これらについて明確にするには各社のHPを比較したり、量販店の店員さんとひとつひとつ確認していくしかありません。

ホームページには各社それぞれの特徴が書かれています。前記した注意点項目を念頭に比較してみると、自分に合ったプロバイダが見つけやすくなるはずですよ!

ポイント2:時期による”売り”を調べる

実は前記した各社の”特徴”とこの「時期による”売り”」は必ずしも一致していません。

なぜなら、”特徴”に関しては「○○○プロバイダーはこんな特徴があります。」”売り”に関しては○○○プロバイダーは「”今”ならこんなにお得!」という2通りの宣伝文句が存在するからです。

プロバイダ側からすると「光回線」とセットで売ることが出来るため、既存顧客の囲い込みはもちろん、他のプロバイダからの移行を狙って様々なキャンペーンが行われています。

”特徴”と”売り”は似ているものですが、これに「時期」が付くことで大きく変わります。

”特徴”だけでプロバイダを決めるとキャッシュバックやキャンペーンを逃してしまうことになりますし、その時期だけの”売り”で飛びつくのも後々不満が出てくる可能性があり危険です。

やはり、その双方を見極めた上で最適なプロバイダを見つけなければなりません。

特徴だけに目が行き過ぎたり、その場の”今がチャンス!”的なやつで簡単に決めたら後で後悔するかもしれんから気いつけてやっ!

ポイント3:企業としての安定性を調べる

例えば近年のプロバイダシェア上位5社の運営するプロバイダはこのようになります。

  • NTTコミュニケーションズ㈱・《OCN
  • ソフトバンク㈱・・・・・・・《Yahoo!BB
  • ㈱NTTぷらら・・・・・・・・《Plala
  • ビッグローブ㈱・・・・・・・《BIGLOBE
  • ソニーネットワークコミュニケーションズ㈱・・《So-net

これら上位5社でシェア50%を占め、多くのユーザーがインターネットを利用しています。プロバイダ選びの際、こういった運営会社に着目するのもいいでしょう。

不安定は世の中ですから、いつなんどき企業買収や合併などに遭遇してしまうかもしれません。できるだけ同じ名前で利用したいと考えるのもいいかもしれません。2021,2022年からさらに世界的に不安定になっていることもあるので重要と言えそうです。

そこまで悪質だったり評判の悪いプロバイダはないとは思うんやけど、様々な種類のプロバイダがあることは事実やから自分の環境にあったプロバイダを選べるようにせなあかんな…!

ここまでをまとめると…

ポイント1:各プロバイダの特徴を調べる
ポイント2:時期による”売り”を調べる
ポイント3:企業としての安定性を調べる

ということが重要です。とくに企業としてしっかりしているかどうかはプロバイダ選びの中では大切なのでちゃんとチェックしましょう。

悪質・評判の悪いプロバイダはある?

各プロバイダごとに様々な口コミはあります。どこから悪質と捉えるか?については人によってそれぞれですが

・勧誘

について悪質だ!という声もちらほらとあったりもします。また、光コラボの業者の一部で電話勧誘などが多発したことにより総務省の警告の内容もあったりします。

ですので自分でしっかりとプロバイダの内容を把握することが大切ですので上記のポイントを抑えておくのがまちがいないでしょう。

光回線のプロバイダによって速い遅いもある?

とにかく「速い!」通信速度を誇るのが「光回線」です。

そして、プロバイダとその「光回線」が一体化した現在、回線スピードについてもプロバイダの負う責任は大きくなったと言えます。

とはいえ、実情は「光回線」を敷設・管理している会社とプロバイダを運営する会社は別々です。光コラボはあくまで「光回線」の普及を目的とした「光回線」の販売方法にすぎません。

そのため、回線スピードは「プロバイダ」と「VNE事業者」二つの会社が担っていることになるのです。

プロバイダの違いによる通信速度の違い

プロバイダの違いが通信速度にどのように影響するのでしょう?

よく「○○〇プロバイダは速い」とか「〇〇〇プロバイダが良い」というネットの情報を見かけます。

プロバイダが「光回線」のような高速ブロードバンド通信に対応している接続方式を採用していないと、トラフィックが混雑する時などに著しい速度低下が起きることがあります。

その接続方式はVNE事業者と言われている専門会社から仕組みを卸してもらうか、自身で仕組みを導入しVNE事業者となるしか導入することができません。

ユーザーからみればプロバイダと同じようなものなのですが、VNE事業者は一般への接続は行っておらず、必ずどこかのプロバイダと一緒になって新しい「IPv6規格IPoE接続」の普及に努めています。

利用率が高いだけに、混雑時にスピードが遅くなるのは「光回線」にNTTのフレッツ光を採用しているプロバイダだけらしいで〜

-インターネットへの接続方式の違い-

  1. 「Ipv4規格PPPoE接続」・・・従来のインターネット接続方式
  2. 「Ipv6規格IPoE接続」・・・現在とこれからのインターネット接続方式
  3. 「Ipv4overIpv6接続」・・・Ipv6規格へ移行前の臨時接続方式

現在では、2つ目の「Ipv6規格IPoE接続」という接続方式が最も早くインターネットへつながる方式と言われています。

現在では、すでに多くのプロバイダが主流の「Ipv6規格IPoE接続」を取り入れており、それを”特徴”としているところもあります。

実は極端な(通信速度の)差が出ない「光回線」

各プロバイダからは下記のような回線スピードのプランが提供されています。

  1. 10Gbps・・・10000Mbps
  2. 5Gbps・・・5000Mbps
  3. 2Gbps・・・2000Mbps
  4. 1Gbps・・・1000Mbps

かつてのブロードバンド通信で最大47Mbpsとか言ってた時代からだと夢のような通信速度です。

もちろん、数字が大きいほど大量に速くデータを転送することに間違いはないのですが、実は各プロバイダによって”同じ速度プラン”であればそう大きく実行速度は変わらないのが実態です。

それはすべてのプロバイダが「プラン通りのスピードを確約!」しているからではなく、逆に「1Gbpsのプランでも実行速度は1Gbpsにはなりません。あらかじめご承知下さいと」いう、ベストエフォート(Best Effort)方式を採用しているからなのです。

これは、同じプロバイダや「光回線」を使っているユーザーが集中したりする場合、さすがの「光回線」も速度が鈍ることがありますよ、ということです。

ベストエフォートというは<最善努力>という意味やで〜!つまり、常に100%の速度を出すことは難しいっちゅうことやね!

選び方を間違えると大きな速度低下も?

例えば、どんなに広い道路を作ったとしても、それを上回る車が走れば渋滞することがあるように「光回線」も「IPv6規格IPoE接続」も万能ではありません。

ですが、現状で「光回線」や「IPv6規格IPoE接続」は最良な方式ですから通信速度に満足しているユーザーが多数なことも事実です。

実行速度はベストエフォート方式により変動するものですから、最終的にはユーザー側で最新の最適な「光回線(と)プロバイダ」とプランを選択し、そのポテンシャルに見合ったデバイスでインターネットを利用することが大切なのです。

まとめ

光回線のプロバイダとは「光回線でインターネットをユーザーに調達してくれる会社のこと」やったね。

通信速度の「早い」「遅い」はプロバイダが「光回線」のような高速ブロードバンド通信に対応しているか否かで決まります。

通信速度で選ぶなら光回線は絶対条件です!

光回線でも利用率の高さから混雑時にスピードが遅くなるのは「光回線」にNTTのフレッツ光を採用しているプロバイダですが、それは人口カバー率が高いからでもあります。

光回線のプロバイダ選びには各社様々な特徴があるので、それぞれの公式サイトをチェックしながら、各種イベントやキャンペーンを見逃さないようにするのがお得な選び方と言えそうですね!

是枝虎太郎
監修者
光回線の営業からコールセンターなどマネジメント業務等に携わる。
5年以上インターネット回線のアドバイザーとして経験を積み、IOTsupport株式会社にて通信の総合まどぐちの監修者を務める。

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