ド田舎で光回線がこない?インターネット速度が遅い場合の対処方法とは!

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自分の住んでいるところはド田舎だから、こんなところでは光回線は使えない、光回線なんて来てないよ!と思っていませんか?

光回線が引けない地域や未開通地域は実は日本に多数存在しています。

そこで今回は、田舎に住んでいるからインターネットの速度が遅くても仕方がないと思っている方に、ド田舎でも利用できる光回線についてお伝えしていお伝えしていきたいと思います!

ド田舎…?そこまで光回線はビビッと光速で行っちゃうで〜!!!もうド田舎でインターネットが使えない時代は終わったんや!

田舎だとケーブルテレビを導入している方も多いかもしれません。ケーブルテレビは光回線よりも速度は劣りますが田舎というう環境下ではオススメの回線の一つと言えるでしょう。ですが・・・・

目次

目 次

田舎で光回線がこないはありえない!?

「田舎」とはどんな場所のことを言うのでしょう?

首都圏から離れた場所で、山間部とか離島とかなんちゃう?

この記事では『田舎とは「都会から離れた土地」で、人口や住宅がまばらなヘンピな地域』と言う定義でお話ししていきたいと思います。

そんな田舎にお住まいの方でも「光回線」を手にして快適なネット生活をしたいと思っている方はぜひ参考にして見てくださいね!

インターネット速度が遅いと感じたら

5年くらい前まではインターネットはサクサク動いていたのに、最近「動きが悪い」ことはありませんか?

たとえばこんな時にはどうでしょう?

◎旦那がリモートワークで家でオンライン
◎子供が友達とオンライン格闘ゲーム
◎私は私でYoutuber
◎祖父は自室でオンライン遠隔診療
◎祖母はオンラインでカラオケ三昧

田舎の大家族にありがちなシーンですね。

これだけのことを同時にやろうとすると、一昔前に契約した「ADSL回線」では、とてもじゃありませんがインターネット回線はパンクしてしまいます。

動きが悪くなったり、静止してしまっても仕方ありません。

だから「光回線」がいい言うてるやん

しかし、ド田舎まで「光回線」は来ているのでしょうか?その答えは「YES!」です。

現在ご利用のインターネット回線が「光回線」でない方は是非、この機会に「光回線」への乗り換えをおすすめします。

光回線はすぐそこまで来ている

現在、日本をはじめとするIT先進国は「光回線の普及」は最優先で進めるべき課題です。

モバイル回線が5G世代となり、また固定回線もリモートワークや高画質動画の閲覧、遅れの許されないeスポーツなど高速通信が不可欠なシーンが増えつつあります。

そんな、インターネットの高速化を可能にするのが「光回線」です。当然、日本政府も「光回線」の整備に力を入れています。

以下の情報は総務省から2021年2月に発表された「令和元年(2019年)度末ブロードバンド基盤整備率調査」というものがあります。

2020年3月末現在の状況を表しているのですが、ブロードバンド基盤整備率はなんと99.1%にも及びます!

調べてみたところ前年度実績から0.3%増え、未整備世帯を13万世帯も減らしていました。

残る未整備世帯数は約53万世帯になるとのこと。

これは完全制覇も時間の問題やな!

未だ整備されていない数は53万世帯と、確かに少なくはない世帯数ですが、それでも100世帯中光回線の恩恵にあずかれない世帯が1世帯未満、というのはスゴイ数字ですよね。

ちなみに次のリンク先資料が「光ファイバ整備の状況(市区町村」(2020年3月現在)です。

この資料には、日本全国約1741市区町村(2019年末時点)すべての整備率が記載されています。

一部の離島などに0%地域があったり70‐80%台の自治体もありますが、概ね100%もしくはそれに近い数値になっています。と言うことは、光ファイバ(光回線)は近い将来、日本全土に普及するはずです。

どんなド田舎に住んでいても、この資料を見る限り「住民票が取れる場所なら光回線は身近にあるはず」と考えて差し支えないと言えるでしょう。

光回線の探し方

そんな「光回線」ですが、では一体自分の周りのどこにあるのか探してみたいと思いません?

そんな見つけられるもんなん?

もちろん、目で見て探すわけですから、地下に埋設されているような地域では探すことはできません。

ただ、電柱のないケーブル埋設化地域にお住まいの方は、おそらく都会にお住まいの方なので間違いなく光回線をご利用できる環境だと思われます。

では、電柱がある地域にお住まいの方が光回線を探す方法は、ズバリ”電柱”です!

正確には電柱周辺なのですが、あちこちに張り巡らされている”電線”の中に実は光回線がしっかり含まれているのです。

その見分け方がこちらです。

引用:藤倉商事HP

クロージャと言うものですが、ちょっと太めで沢山電線が交差している電柱にこの黒いボックスを見つけることができると思います。

このクロージャがあれば「この電柱まで光回線は来ている」と考えてください。

色や形状が違うものもありますが、ボックスなのですぐ分かると思います!

実は、このボックスの中こそが「光回線」と言っても過言ではありません。なぜなら「光回線」は、このクロージャを起点に各家庭やビル・集合住宅に配線されるからです。

どんなにド田舎でもこのクロージャは”ある”はずなのです。見つけることができたらその瞬間から「光回線」を使った高速インターネットは利用できると考えてください。

すでに今までADSL回線でインターネットを利用していた方ならなおさらのこと可能です。

つまり「ド田舎で光回線がこないはありえない」のです。

田舎でも使える強い光回線とは

さて「光回線」の整備状況は分かりましたが、実際に田舎で「光回線」を使ったインターネットはどこが提供してくれるのでしょう?

と、その前に「光回線」についてこれだけ知っといてや

「光回線」の3つのパターン

光回線には次の3パターンがあります。

  • NTTフレッツ光回線
  • 独自回線
  • 電力会社系回線

もともと”電話”や”電気”という社会インフラは国が進めていた国策事業でした。その社会インフラとともに「光回線」を張り巡らせてきたのです。

なので、地域によっては上記の3パターンの「光回線」が存在したり、または1つのパターンしかなかったりということが起きています。

田舎にしかない「光回線」はある?

ところで「都会」「田舎」という言葉を使ってお話しを進めていますが「田舎にしかない光回線」はあるのでしょうか?

残念ながら田舎にしかない「光回線」はありません。回線は多くのユーザーあってのものです。

まずは人が多く集まる場所では多くのメニューが用意され、販売合戦が繰り広げられ整備されるのは仕方がありませんね…。

たった一人しか住んでおらへん孤島には「光回線」は来へんの?

いいえ!お金はかかるかもしれませんが、前述した3つのパターンのどこかが1本の「光回線」を引いていれば可能性は0%ではありません。

実は、都会のような人口密集地であっても、光回線事業者間のゴタゴタや建物の立地や建築状態などの理由で「光回線」を引くことが難しい場所があります。

「光回線」を引く、というのはすべて工事で行われますから”ここ(居住地)まで「光回線」引けますか?”という単純なお願いをし続けていけばどこかの回線業者が引いてくれる可能もあるそうです!

ド田舎で使う「光回線」はどれ?

では、前述した3つパターンの「光回線」の中で、田舎で使えるのはどのパターンなのでしょう?

実は、この答は非常に多岐にわたり要素が絡みあうので一概には言えません。

田舎であっても3パターンの「光回線」が利用できる場所もあれば、1つのパターンしか選択する余地がない場所もあります。

それほどまでに「光回線」は日本中に広く複雑に張り巡らされているのです。

NTTの光回線がいい?

田舎でも導入できる可能性が高い「光回線」はやはりNTT系の「光回線」だと言えます。

かつて「電電公社」という愛称で日本中に電話(線)を引いていた会社が、現在の日本電信電話㈱略称NTTです。

長い年月をかけ、日本中の家や会社から電話ができるような環境をつくってきました。

そして、その環境を引き継ぎ、電話やPCでのインターネット通信という「固定通信事業」を担っているのが現在のNTT東日本㈱とNTT西日本㈱です。

フレッツ光

東西に分かれたこの2つの会社の「光回線」が「フレッツ光」と呼ばれる光回線です。

2021年現在、ほぼ全国を網羅していると言われるフレッツ光の「光回線」の人口カバー率は、95%以上と言われています。(総務省と違ってこちらは人口でのカバー率になります)

光回線のカバー率とは「カバーしたエリアに住む人口÷国民総人口」で計算されます。

2021年現在の日本の総人口は1億2557万人なので、これに95%を掛けると約1億1929万人になります。

ということは、今日本でどのくらいの人が光回線でカバーできていないのかと言うと、(総人口)ー(カバー人口)→1億2557万人ー1929万人=628万人。

約628万人の人が光回線のカバーができていないことになり、これは千葉県の人口より少し多い数字になります。

いえいえ、これは先ほどの3つのパターンの1つ「NTT系の光回線」がカバーしている数字なので、他のパターンの光回線を含めるとカバー率はもっと高くなります。

現在はこのフレッツ光という回線を使った「光コラボ」と言われる商品が数多く売られていますね。

”〇〇〇光”というものです。

これらの商品はプロバイダも込みで契約できるので、とてもお得だし手続きが簡単です!

ただし、光コラボは、フレッツ光の回線網を使ったサービスですので、フレッツ光のエリア外だと光コラボも利用することはできません。

しかし、フレッツ光がエリア外でも他の回線なら利用できる可能性があります。

住所からエリアを確認しよう!

光回線の提供エリアは各サービスによって大きく異なります。記事執筆現在、全国エリアに提供としているのはフレッツ光とauひかりの2社となっています。それでも引けない地域・未開通地域はあるのが現状なのです。

その他、以下の提供エリアを参照の上お住まいの都道府県でそもそも光回線が通ってない地域ではないかの確認をしておきましょう。

 提供エリア
フレッツ光 全国エリア
auひかり 全国エリア
NURO光 関東・東海・関西・北海道・福岡・佐賀
コミュファ光(中部電力) 愛知・静岡・岐阜・三重・長野
eo光(関西電力) 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・福井・和歌山
メガエッグ(中国電力) 広島・岡山・山口・島根・鳥取
Pikara光(四国電力) 香川・愛媛・徳島・高知
 BBIQ(九州電力系) 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島

光回線以外のインターネット回線という選択肢は?

光回線が通っていない・引けない未開通地域であれば光回線以外のインターネット回線という選択肢はないの?と思いますよね。エリア外だとどう頑張っても通すことはできません…ではどうするのが一番いいのか?

光回線以外のインターネット回線としては

  • ADSL
  • ケーブルテレビ
  • ポケットWi-Fi

が考えられますが、正直”速さ”を求めると光回線一択です。

また、ADSLは利用者がどんどん減っておりサービス自体もいつ終了してもおかしくないでしょう。さらにポケットWi-Fiは田舎だからこそ一番オススメしません…!

田舎ではPocket WiFiより光回線がいい!

田舎でも高速インターネットをするなら「Pocket Wi-Fiがあるから大丈夫!」という方も多いかもしれません。

しかし、やはり田舎の方こそ「光回線」がおすすめです!

Pocket WiFiとは

「Pocket WiFi」とは、ポケットにWiFiみたいな名前で可愛らしい名称ですが、実はソフトバンク系の高速モバイル通信の商品名です。

ただ、あまりに名前が直球すぎたため今ではモバイルWiFiの“総称”になっています。

同じ「Poket WiFi」でもau系は「UQWiMax」であったり、他社からも〇〇WiMaxという名の商品が数多く発売されています。

この無線での高速インターネット通信は日々進化しており「高速性」や「安定性」「価格」など出始めの頃から比べたらとても進歩しています。

しかし、やはり無線は”線が無い”こと。

この”線が無い”ことで起きる不具合は100%無くなることはありません。

小規模な通信障害は日常茶飯事ですし、時には大規模な通信障害が起きて多くのユーザーが使えないことが起きたりもしています。

「Pocket WiFi」はあくまでも自宅やオフィスという拠点から離れた場所で補完的にインターネット通信を行うために活用するのがいいでしょう。

時折おきる障害は許容しておくべきものと言えるかもしれませんね。

一方固定回線の「光回線」は物理的に“線が断線”しないかぎり遮断されることはありません。

このように「Pocket WiFi」と「光回線」は活きる場所が異なります。

ただ、少々の障害なら受け入れることでー家やオフィスでも使うーという考えも成り立ちます。

なんと言っても「Pocket WiFi」には

  • 開通までの時間が短く
  • おまけに工事いらず
  • 通信環境は「光回線」とそう遜色なく
  • 料金もお手ごろ

という大きなメリットがあります。

デメリットは?

「今、何G(ギガ)だろ!?」とデータ通信量を気にしたことはありませんか?

家族でデータ使用料を調整したりするご家庭も多いかもしれません。

どんなに高速インターネットが使えてもデータ通信量を気にしなくてはならないのは面倒ですね。

なんでデータ通信量を確認するんか知ってるか?

「Pocket WiFi」のような無線回線の混雑を防ぐため、3日間で10Gの使用ごとに通信速度が低下(およそ1Mbps)し、少し休憩時間が設けられるのです。つまり速度制限がかかるのです。

全ての商品がそうだとは言えないかもしれませんが「インターネットの休憩時間」を気にしながらインターネットを利用するのは面倒としか言えません。

田舎こそ「光回線」がいい!

進学や就職で地方から都会へと巣立っていく若者であればスマホの通信量(+必要に応じてPocket WiFi)があれば十分やっていけるかもしれません。

ですが、冒頭で紹介したような田舎の大家族では

〇通信速度が速く
〇安定した通信ができ
〇通信制限や障害に無縁で
〇家族で無制限に使える

「光回線」による高速インターネット環境を手に入れることが”一番”ではないでしょうか。

まとめ

ド田舎だからって光回線でインターネットすることを諦めるなんてもうありえへん時代やで!

今回は「田舎」にお住まいでも光回線はすぐそこまで来ているというお話しをしました。

電信柱にクロージャがあるかを確認したり、主な光回線の会社のホームページで自宅住所を入力するだけで光回線が網羅されているかを確認することができます。

田舎でひとり住まいでも、大家族でも光回線を利用してサクサクとインターネットを楽しんでくださいね!

光回線の難しいところとしてもうひとつあるのが”プロバイダ”についてです。ぜひ以下の記事も参考にチェックしてみてください。

是枝虎太郎
監修者
光回線の営業からコールセンターなどマネジメント業務等に携わる。
5年以上インターネット回線のアドバイザーとして経験を積み、IOTsupport株式会社にて通信の総合まどぐちの監修者を務める。

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